私には3人の子供がいます。
その中でも長女は知的障害というハンデを背負ってこの世に生まれてきました。
ご存知無い方も多いかも知れませんが、ハンデを背負った子供を夫婦二人だけで育てていくことは並大抵のことではありません。
五体満足に子供が生まれ、毎日楽しく未来も明るい家庭もあれば、私達のように、ある日を境に苦しい現実を受け入れなくてはならない家庭もある。
初めての子供で、子育ての右も左も分からない中、そんな苦しい現実を突きつけられた私達は途方に暮れるばかりでした。
毎日毎日自らの運命を呪い、自暴自棄になったことも一度や二度ではありません。人の温かさに触れた・・・
そんな私達夫婦を見かねて優しい手を差し伸べてくれたのは、養護施設の先生であり、地域の人々や友人達だったのです。
あの時の助けが無かったら私達家族は今頃どうなっていたかわかりません。
そんな極限の状態を経験したからこそ、私は心に強く誓った事があります。
これからの人生、自分の持っている知識と技術の全てを使って
庭造りや外構工事に困っている人の助けになって行こうと・・・・
奇麗事に聞こえるかもしれませんが、学歴も無くこの道一筋で生きてきた不器用な私にとって、こんな事でしかお世話になった地域の皆さんに恩返しをすることは出来ないのです。
たかがこの道に入って17年そこそこの若造が、大それたことを言っていることは重々承知しています。
しかし、私の経験や知識が困っている方の為に少しでもお役立ていただけるのであれば、私も少しは救われます。
今、私達家族が毎日幸せに暮らせるのも、私達を支えてくださった多くの方々のおかげです。
その感謝の気持ちは、これからの人生をかけてお返しすることで証明していくつもりです。
私たちの会社の名前は庭造り支援センターといいます。
これまでに受けたやさしさをいつまでも忘れずに、これからも目一杯心を込めてお庭を造り続けていきます。
今までお世話になったお客様と、心の支えになってくれた周囲の方々のために・・